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ゴンダール地域のファジル・ゲビ

ファジル・ゲビは、エチオピアの都市ゴンダールにある王宮群が立ち並ぶ小高い丘で、17世紀から18世紀にかけて、ここを首都としていたゴンダール期(ソロモン朝に含まれる)の歴代皇帝たちが居城や聖堂を建造しました。
標高2000mの高地一帯には、内部装飾豊かなダブレ・ベルハン・セラシエ聖堂をはじめ、44の聖堂が残っています。町を見下ろす丘の上にあるファジル・ゲビは歴代皇帝の住居地だった場所で、「謁見の間」や、宴の会場だった「歌の間」、浴場などを備えた石造りの宮殿が点在しています。
ファジル・ゲビに並ぶ石造建造物群は、ゴンダール様式と呼ばれる独特の建築様式を持ち、その建築様式は、イスラーム建築、インド建築、バロック建築などの影響を受けています。
技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すものなどとして1979年にユネスコ世界遺産に文化遺産として登録されました。

【建造物群】
●ファシリデス帝(Fasilides, 在位1632年 - 1667年)
・ファシリデス帝の宮殿 - 城、聖堂、修道院などを含む。
●ヨハンネス1世帝(Yohannes I, 在位1667年 - 1682年)
・ヨハンネス1世の図書館
・国璽文書館
●イヤス1世帝(Iyasu I, 在位1682年 - 1701年)
・イヤス帝の宮殿
●ダウィト3世帝(Dawit, 在位1716年 - 1721年)
・歌の館
・宴の館
●バカッファ帝(Bakaffa, 在位1721年 - 1730年)
・謁見の間
・皇妃メントゥワブの宮殿

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