アフリカの世界遺産

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シミエン国立公園

シミエン国立公園は、エチオピア北部ゴンタール州にある1969年設立の国立公園です。タナ湖の北東約110kmの一帯に広がるシミエン山地を対象とする220km2に及ぶ国立公園であり、ユネスコの世界遺産に登録されています。
標高1900〜4430mに位置する国立公園で、氷河に削られた峡谷や岩山が連なり、アフリカ大陸がヨーロッパ大陸と地続きだったことを証明するワリアアイベックス、ほか絶滅危惧種、固有種など独特な動植物が生息しています。
ナイル川源流域に属し、「アフリカの天井」とも呼ばれています。
国立公園指定のきっかけのひとつは、ワリアアイベックスを保護することにありました。ワリアアイベックスは、ヨーロッパ大陸のアイベックス(ヤギ亜科)と同系統で、かつてヨーロッパとアフリカが地続きだったときに渡ってきたと考えられています。
1978年、世界遺産(自然遺産)に登録されましたが、1996年には密猟や人口の増加などによる生態系の破壊が指摘され、危機遺産リストに登録されました。

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